2026年8月の福岡・USオークランド青少年訪問団派遣事業について、訪問団員(6名)のレポートをご紹介します。
次は3人目、筑紫丘高校2年生の福田さんのリポートです。
第51回 福岡・オークランド青少年派遣交流事業
英語を通じて得た新しい感動
今回の研修で私が一番強く感じたことは、英語は単に知識として学ぶものではなく、人と人をつなぐためのものだということです。アメリカで実際に生活したことで、文化の違いだけでなく、人との関わり方や考え方にもたくさんの違いがあることを知りました。
特に印象に残っているのは、アメリカの人々のフレンドリーさです。バスケットボールの試合では、ホストシスターが全く知らない人から「あなたのピンクの髪の毛、素敵ね」と声をかけられました。また、動物園では、ホストマザーがゴンドラで偶然一緒になった人に、私のことを「日本から来た留学生なんですよ」と自然に紹介していました。友達の家では、私がお腹が空いていると話すと、ホストマザーがマフィンやフルーツをたくさんくださり、見知らぬ私にもとても親切にしてくださいました。
私はもともと、相手にどう思われるかを気にしてしまい、英語を話すことにも不安がありました。しかし、アメリカでは、分からないことをためらわずに聞いたり、相手の良いところを見つけて言葉にしたりすることが自然に行われているように感じました。私が拙い英語を話しても、みんなはゆっくり待って聞いてくれ、分からないことも何度でも丁寧に説明してくれました。その経験から、間違えることよりも、相手とコミュニケーションを取ろうとする気持ちが大切なのだと感じました。

一方で、日本の良さにも改めて気づきました。アメリカでは授業中にお弁当やお菓子を食べてもよいことがあり、自由なところに魅力を感じました。その一方で、日本のように先生を敬い、授業を受ける姿勢にも良さがあると思いました。食文化も大きく違い、ポーランドにルーツを持つホストファミリーの料理や、初めて食べるお菓子を楽しみました。また、アメリカでうどんや餅、餅を使ったアイス、だしなど、日本の食文化が思っていた以上に知られていることにも驚きました。
最も忘れられないのは、スカーレットとその友達と過ごした時間です。女の子同士のおしゃべりがとても速く、私はほとんど聞き取れず、会話に入れないことがありました。それでも勇気を出して自分から話題を振ると、みんなが優しく会話に入れてくれました。
その後、一緒に英語のコメディー映画を見ました。私は内容を一部しか理解できず、みんなが笑っている場面でも笑えませんでした。正直にそのことを伝えると、みんなは映画を巻き戻しながら、意味を丁寧に説明してくれました。意味が分かると、一緒に笑うことができました。同じ場面を見て、同じ気持ちを共有できたことがとても嬉しく、英語には人と人をつなぐ力があるのだと実感しました。

スカーレットとは、最後の夜にメイクをし合いながらガールズトークもしました。日本とアメリカでメイクの方法は違っても、同じ年頃の女の子として、同じようなことを考えたり、おしゃれを楽しんだりしていることが分かり、とても嬉しくなりました。最後には服を貸してもらい、一緒に写真をたくさん撮りました。この時間は、今でも大切な宝物です。
今回の研修に参加する前、私は「受験のための英語」だけではなく、「人と人をつなぐ生きた英語を学びたい」と考えていました。実際にたくさんの人と英語で会話し、国や文化を越えて人とつながることができ、その目的を達成できたと思います。
さらに今回初めて「世界とつながる」ことを実感し、将来は世界の人々と関わり、世界を舞台に活躍できる人になりたいという思いも芽生えました。この研修は、英語だけでなく、自分自身の考え方や将来について考える大きなきっかけになりました。
このような貴重な経験をさせてくださった日本航空株式会社、ライオンズクラブ国際協会337-A地区2R・4R・6R、貝島記念国際青少年交流基金、OFSCAの皆様、そして温かく迎えてくださったホストファミリーや研修中に出会った皆様に、心から感謝しています。
この経験をこれからの英語学習や将来につなげ、これからもたくさんの人と出会い、世界とつながっていきたいです。
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