令和7年7月6日から17日まで、福岡市の姉妹都市USオークランドから高校生の訪問団5名が福岡を訪れ、ホームステイをしながら、福岡市内の中学校・高校での学校交流や福岡の文化体験、歴史学習などを行いました。
福岡を訪れたのは、上の写真で左から、リワナーさん、プラタナさん、アメリーさん、ローランドさん、ジョセフさんの5名。
到着翌日は福岡市内を周遊するオープントップバスで市内めぐりをスタート!
博多町家ふるさと館では、福岡市の伝統工芸「博多人形」の絵付け体験を行いました。400年を超える博多人形の歴史を感じながら、素焼きの人形に思い思いの色を重ねていきます。
制作は真剣そのもの!
あっという間に時間が過ぎ、完成した人形を持って記念撮影!
ただ色を塗るだけでなく、着物の柄を自分たちで考えて塗り重ねたり、色を重ねたりと、とても工夫が光っていました!
完成した人形はオークランドまで持ち帰ります。福岡のとても大切なお土産がひとつ増えました。
次に訪れた櫛田神社では、ちょうど山笠のシーズンということもあり、境内に追い山のステージが組まれている中、飾り山を見ることができました。飾り山の勇壮なデザインや、描かれているストーリーについて質問する訪問団メンバー。
福岡の文化と歴史を学ぶことができました。
境内ではおみくじで運試し。英語で書かれているので、どんな結果になったのか興味津々で読み進めています。
この日は香住丘高校での学校交流の1日目。
英語科の2年生に学校を案内してもらい、英語や日本語で交流する楽しい時間となりました。
この日の1時間目は英語の授業!訪問団は英語で自己紹介しながら、クイズにも挑戦するなど、教えたり教えられたりと交流を育んでいました。
英語科の先生から「何か教科書に載っていないような若者言葉やスラングを教えて」というリクエストに、嬉しそうに前に出て披露してくれたのはアメリーさん。
「ポジティブな言葉を頼むよ」という他の訪問団メンバーの言葉を受けて、
Slaying(最高にかっこいい、キマってる)という言葉を教えてくれました。
もともとSlay(打ち倒す)という動詞ですが、アメリカ・カリフォルニア州の若者言葉では、最高にかっこいい!とか、完璧!という意味で使われるみたいですよ。
また、ジョセフさんはNo Cap(うそじゃない!本当に!)という言葉も教えてくれました。
食堂では、ホストシスターやクラスメイト達と楽しく話しながら、あっという間に昼休みが終わりました。
英語でのディベート&ディスカッションの授業では、先生が与えたテーマに沿って、それぞれの考えを伝え合います。
香住丘高校での学校交流2日目は、PTAの国際交流委員会の皆さんのご協力のもと、浴衣の着付け体験や書道体験も行いました。日本語を勉強中のメンバーもいて、漢字の意味を再確認しながら、筆で書いていきます。
あっという間の2日間。フェアウエルパーティー(お別れ会)では、香住丘高校のESS(英語クラブ)のメンバーから「ももたろう」の英語劇が披露され、ユーモラスな演出で観客全員を沸かせていました!
次回へ続きます!
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