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USオークランド青少年訪問団派遣レポート⑥~「出会い」と「伝え合い」~

2024年7月27日~8月6日の期間で派遣した福岡・USオークランド青少年訪問団派遣事業について、訪問団員(6名)のレポートをご紹介します。
最終回となる今回は、福岡県立修猷館高等学校1年生・西井さんのレポートです。

テーマ

~「出会い」と「伝え合い」~

 

今回のオークランド研修を通して、多くの人との「出会い」があり、お互いの国のことを「伝え合う」ことができました。この「出会い」と「伝え合い」は私にとって大きな財産となりました。そこで、この研修のなかで、私にどのような出会いがあり、どのようなことを伝え合ったのか、ご報告したいと思います。

〈気さくで温かいアメリカの方々〉

 滞在中、私たちは、オークランドの歴史や自然などに触れるアクティビティに毎日参加させていただきました。その際、OFSCA(Oakland Fukuoka Sister City Association)の方が大勢来てくださり、オークランドのお話を伺いました。一日に複数のアクティビティを行うのですが、その行く先々でまた新たな方と合流していき、関わってくださる方がいつの間にかどんどん増えていくという日もありました。日本では、そのような場面では、自己紹介の場があると思うのですが、今回は自己紹介の場がほとんどなく、最初はとても驚き、不思議に思いました。どのような人なのかが最後のほうまでわからない方もいらっしゃったのですが、皆さんとても優しくて温かい方々でした。「細かいことは気にせず、フレンドリーに」という日本にはない雰囲気を感じ、とても新鮮でした。本当にたくさんの方々が私たちのアクティビティに関わってくださり、アメリカの方々の温かさや気さくさを感じることができました。私は、せっかく私たちのために来てくださっているのだから、一度も言葉を交わしたことがない方がいないように交流しよう、という気持ちで日々を過ごしました。

また、アクティビティで訪れる、それぞれの場所で働く方々も、皆さんとても素敵な方々で、大歓迎してくださいました。例えば、その場所にまつわるたくさんのお土産を下さったり、特別に市役所の議事堂に案内してくださったりと、私たちの学びのためにたくさんのおもてなしをしてくださり、とても感謝しています。同時に、「オークランドのことを知ってもらいたい」という気持ちが伝わってきて、私もよりオークランドについて知りたい、と強く思いました。

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【日系人の方と】

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【オークランド港の方と】

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【Perlta Hacienda Museumにて】

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【市役所の議事堂にて】

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【姉妹都市交流のシンボルの、メリット湖にあるモザイク画】

 

〈日本の良さを伝えたい〉

  今回私たちは、福岡市の「親善大使」として、オークランドに派遣されました。そんな私たちの使命はオークランドのことを学ぶこと、そして日本、特に福岡のことを伝えることだと考えました。そこで、たくさんの人との会話のなかで、日本、福岡のことを伝えられるようにしました。

特に印象に残っているのは、ホストマザーのご両親との会話です。日本の話をすると、「日本はとても素敵な場所よね」と言ってくださり、日本がそのように思ってもらえていることが、日本人としてとても嬉しかったです。また、お土産の扇子も喜んで飾ってくださり、私が福岡の文化や魅力をお伝えすると、興味深そうに耳を傾けてくださいました。母国語ではない言語で、育ってきた環境が違う人に自分の育った場所の良さを伝えられたということが自分の自信につながりました。

また、アクティビティの中で、フラワーショップでアレンジメントをする機会がありました。その際に、学校で華道部に所属していることをお伝えすると、喜んでくださって、日本の華道の道具を出してきて見せてくださったり、華道について聞いてくださったりと、会話が弾みました。相手の国の文化を学ぶことはもちろんですが、自分の国の文化を学んでおくことも異文化交流の中で大切なことだと感じました。

そのほか、オークランドの副市長さんを表敬訪問した際に、福岡の伝統工芸品である博多織を、福岡市からの贈り物としてお渡ししました。博多織についてご説明したところ、大変興味を持ってくださり、嬉しかったです。

もちろん、ホストファミリーにも、日本での写真を見せたり、折り紙を一緒に折ったりして、日本の文化を伝えることができました。日本についてさまざまな質問をしてくれたり、日本からのお土産を飾ってくれたり、日本に興味をもってくれ、お互いの国のことを伝え合うことができました。来年の春に日本に来てくれると言ってもらえたので、桜の咲くころの再会がとても楽しみです。

他にも、様々な場面で、店員さんやご近所の方などいろんな人に会って“I’m from Japan.”というと、「日本って素敵な場所だよね!」「日本の〇〇に行ったことがあるんだ!」「いつか行ってみたいんだ!」などと笑顔で話してくださり、日本に対して良いイメージを持ってくださっている人がたくさんいることに、日本人として誇らしくなりました。

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〈アメリカの歴史〉

 アクティビティのなかで印象に残っているのは、アメリカの歴史について直接伝えていただく機会です。主に学んだのは、Japanese American, Native American, African Americanについての歴史です。

私は、以前からアメリカに関心はあったのですが、アメリカの歴史については、学校の教科書で習う程度しか知りませんでした。今回の研修を通して、アメリカの歴史を、詳しい方や当事者の方に直接お話を伺ったり、博物館に行ったりして学ぶことができました。英語で歴史を学ぶということは難しかったのですが、現地の方々が丁寧にわかりやすく、私たちに問いを投げかけながら教えてくださいました。

アメリカの歴史を学んで、私が感じたことは、これまで私が知っていた歴史は、ほんの一部にすぎないこと、そして、アメリカという国が人種のサラダボウルと呼ばれる背景に、長い歴史があるということです。

 例えば、第二次世界大戦におけるアメリカと日本の戦争について学校で学習していましたが、そのなかで、アメリカで生まれ育った日系人の方が劣悪な環境に収容されたことについては詳しくは知りませんでした。歴史において私が知っていることは、日本人や日本が直接かかわっていることがほとんどですが、日本にルーツのある日系人の歴史もより学んでいきたいと思いました。

 また、Native Americanや African Americanの歴史や文化、生活などについて現物や資料、写真などを見せていただきながら学びました。

 現地で直接伝えてもらい、学ぶことで、インターネットや本からだけでは学べない話を聞くことができ、実際にその場所に訪れることで、肌で歴史を感じることができました。これまで知らなかったアメリカの一面を知り、アメリカの歴史により関心がわくよい機会となりました。

また、国際交流において、相手の国にスポットライトを当てて歴史を学ぶことも非常に重要だと考えました。まずは自国の歴史を学びつつ、視点を変えて学んだり、他の国の歴史を学んだりしていきたいです。

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【タンフォランメモリアルにて(Japanese American】

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【African Americanの歴史】

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【先住民族の暮らしについて】

 

〈教育について〉

 私は、以前から「教育」に興味があり、様々な国の教育について調べたり、日本の教育について考えたりしていたので、今回「教育」について意見を交わしたいと思っていました。

私のホストファミリーには、17歳のホストブラザーと15歳のホストシスターがいたので、その二人と自分の学校のことを伝え合いました。たくさんの部分において違いがありましたが、いくつかピックアップしてお伝えします。

私がアメリカの教育でよいなと思ったのは、授業において、「実践的な学び」が多いところです。授業においてグループワークやディスカッションの機会が設けられていたり、ディベートやエッセイを学ぶ授業があったりと、生徒が能動的に学習に取り組む機会が多いそうです。一方で日本では、近くの人と意見を少し交流する程度の機会はあるものの、一般的には、発言する機会やアクティビティをする機会は少なく、座学がほとんどです。

 また、クラスにも大きな違いがありました。アメリカのハイスクールでは、生徒が自分のとる科目の教室に行って授業を受けるスタイルです。そのため、授業によって一緒に受ける生徒が違い、いろいろな人とかかわることができる良さがあると思います。一方で、日本の高校では自分のクラスとその教室があり、ほとんどの授業をその自分のクラスの教室で過ごします。クラスメイトは1年間ずっとともに過ごす存在なので、仲間意識が生まれ、1年間を通して絆や団結力が深めることができるという良さがあります。

 お互いに違いを伝え合うことで、相手の国の良さに気づくことができるだけでなく、当たり前になっていた日本の良さにも気が付くことができました。

 

〈ティーンエイジャーの生活〉

 今回、年の近いホストブラザー、ホストシスターから学ぶことや、尊敬する部分がたくさんありました。

例えば、私のホストブラザーとホストシスターは、二人ともボランティア活動をしています。保護犬や保護猫のお世話や、ホームレスの方への炊き出しなど、様々なボランティア活動をしているそうです。日本でボランティア活動をしている人はあまり多くありません。しかし、学生のうちから社会に関心をもち、社会の一員として何か役に立つことをする、という経験はとても大切なことだと感じました。私はまだボランティア活動をできていませんが、今回刺激を受け、私も社会の一員としてボランティア活動をしたいという気持ちが強くなりました。

また、アメリカでは学生でも休暇中に仕事ができたり、16歳から運転ができたりと、できることが多いと感じました。ホストブラザーもセイリングのインストラクターとして仕事をしていたり、運転して学校や海に連れて行ってくれたりしました。自分とあまり歳は変わらないけれど、運転したり、働いたりというたくさんの経験をしている姿を見て、尊敬しました。

日本でできることは限られているとは思いますが、ボランティア活動など、もっとたくさんの活動に積極的に取り組み、様々な経験をしていきたいと思いました。

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【DrakeとSkyeが通う学校】

 

〈ホストファミリーとの日々〉

 今回の渡米で、私にとって一番の宝物は、ホストファミリーとの出会いです。本当に素敵なホストファミリーで、感謝の気持ちでいっぱいです。 

 私のホストファミリーは、ホストマザーのSally、ホストブラザーのDrake、ホストシスターのSkyeの3人家族で、みんなとても優しく、私を温かく迎えてくれました。私のために毎日様々な場所に連れて行ってくれ、たくさんの経験をさせてくれました。ホストファミリーとの思い出は数えきれませんが、いくつかをご紹介したいと思います。

 

1日目

初対面で少し緊張していた私に、優しく話しかけてくれました。家族の一員として温かく迎えてくださり、一緒に夕食の準備をしながら、たくさんのことを教えてくれました。夕食後はホストブラザーとホストシスターとアメリカのゲームをしてみんなで楽しんだり、お互いにいろいろな写真を見せあったりしました。また、日本のお土産とメッセージカードをすごく喜んでくれ、とても嬉しかったです。

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【初対面】

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【写真を見せながら会話】                                                                            

 

2日目

早起きをして、ヨセミテ国立公園に行きました。車の中でもたくさん会話しました。車窓から見える畑について聞いてみたり、好きな映画の話をしたり、アメリカのこと、お互いのことを知る時間にすることができました。ヨセミテは本当に絶景で、アメリカの大自然を感じることができました。たくさん写真を撮ったり、ハイキングをしながらおしゃべりをしたりと、とても充実した時間でした。

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3日目

お昼のアクティビティの後、Drakeが運転してDrakeとSkyeの学校に連れて行って案内してくれました。アメリカの学校の校舎は日本の学校の校舎とはかなり違い、中学校と高校が隣接していて敷地がとても大きかったり、噴水があったり、フィールドに観客席がついていたりと、とても新鮮な光景でした。帰宅後、夕食を自宅のデッキで食べながら、お互いの学校生活について伝え合い、話が盛り上がりました。夕食後は、Targetという大きなディスカウントスーパーに連れて行ってくれました。おすすめのものを教えてもらったり、Skyeとおそろいのヘアクリップを買ったり、とても楽しいショッピングになりました。

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【DrakeとSkyeの高校のフィールド】

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【車にて】

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【デッキでの食事】

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【Target】

 

4日目

お昼のアクティビティの後、みんなで折り紙をしました。英語で折り方を教えるのは難しかったのですが、一生懸命作ってくれました。「かわいい!」と言って気に入って飾ってくれ、とても嬉しかったです。

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【折鶴】

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【折り紙でトトロ】

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【SkyeとSally】

 

5日目

お昼のアクティビティの後、レッドウッドリジョナルパークに連れて行ってもらい、たくさん写真を撮ってくれました。夕食にはホストファミリーのお気に入りのレストランに連れて行ってもらい、サラダやピザを食べながら、会話を楽しみました。夜は映画を見に行き、お気に入りのキャラクターなど、感想を伝え合うことができました。

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【Redwood Regional Park】

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【ピザ】

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【映画館にて】

 

6日目

ホームパーティーに参加しました。ホームパーティーに持参する料理の準備を一緒にしました。たくさん会話をすることができ、距離が縮まった一日になりました。

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【ホームパーティに持っていく料理】

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【ホームパーティにて】

 

7日目

Dodgers vs A’sの野球観戦を一緒にしました。私は野球にあまり詳しくなかったのですが、ホストファミリーがルールを教えてくれ、とても楽しむことができました。大谷選手のホームランを見ることができ、みんなで大喜びをしました。大谷選手は、国籍を問わずたくさんの人に応援されている選手なのだな、と改めて感じました。

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【Oakland Coliseum】

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【大谷選手のホームラン】

 

8日目

ホストファミリーがビーチハウスとマウンテンハウスをもっていて、今回はビーチハウスに連れて行ってもらいました。とても大きくて素敵なお宅でした。週末や、夏休みのほとんどをここで過ごし、セイリングやサーフィンなどをして過ごすそうです。プライベートビーチもあり、静かでとてもリラックスできる空間で、ずっといたくなりました。

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【ホストファミリーのビーチハウス】

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【ビーチハウス近くの海】

 

 

午後は、オークランド仏教会で開かれるお盆祭りに参加しました。Drakeははっぴを、Skyeは浴衣を着て、一緒に盆踊りをしてくれました。初めての体験だったと思いますが、一生懸命踊ってくれ、とても嬉しかったです。日本の盆踊りとは違って、洋楽で踊ることもあり、新鮮でした。日系人の方々が、日本の伝統文化とアメリカの文化を融合させて独自の盆踊りを作り上げていて興味深かったです。

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【Targetで買ったおそろいのヘアクリップをつけて】

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【4人で】

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【盆踊り】

 

9日目

午前中、短い時間ではありましたが、前述したホストマザーのご両親のお宅に伺い、ご挨拶をしました。日本の話やお土産、写真を楽しんでくださり、嬉しかったです。とても優しい素敵な方々でした。そのあと、訪問団員やそのホストファミリー、OFSCAの方々等多くの方が集まってお別れパーティーが開かれました。大好きなホストファミリーとの日々を思い出し、お別れが近づいていることを実感し、とても悲しくなってしまいました。

そのあとは、Trader Joe’sなどいろいろなお店に連れて行ってもらい、おすすめのものを聞いてお土産を買ったり、ご親戚にお会いしたり、ご近所さんのホームパーティーに参加したりと、充実した一日になりました。

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【ホストマザーのご両親のお宅】

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【お別れパーティーにて】

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【Trader Joe’sにて】

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【ご近所さんのホームパーティにて】

 

最後の夜、とても素敵なプレゼントをくれました。お手紙と、お菓子と、ホストファミリーと私の名前が入ったネックレスです。「家族の一人になってくれてありがとう」と言ってくれて本当に嬉しくて、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

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【ネックレス】

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【ホストファミリーお気に入りのチョコレート】

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【手紙】

 

10日目

とうとうお別れの日がやってきてしまいました。空港まで見送りに来てくれ、最後の最後まで、たくさんお話をしました。とても温かく私を迎えてくれ、優しくしてくれたホストファミリーとお別れするのがとても悲しく、最後には、一緒に涙を流しました。寂しかったですが、次に会えるときにもっと成長した自分を見せられるようにという思いを胸に、お別れをしました。

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【愛犬Luckyと愛猫Snuggles】

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【空港のエレベーターにて】

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【空港にてみんなで集合写真】

 

ホストファミリーと過ごした時間は、私にとってかけがえのないものです。私に多くのことを経験させてくれ、交流してくれたホストファミリーに本当に感謝しています。帰国後も、連絡を頻繁にとっていて、日本にも来たいと言ってくれているので、次に会えるのがとても楽しみです。それまでに、私ももっと様々な経験をし、学び、成長した姿を見せられるように頑張りたいと思います。

 

〈最後に〉

 英語が大好きで、ずっとアメリカに行きたいと思っていた私にとって、今回のオークランド研修は毎日が夢のようでした。

今回様々な人と出会い、伝え合ったことは、私にとって大きな宝物です。また、今回の経験を通して、将来アメリカで学んだり、働いたりしてみたいという気持ちがとても強くなりました。今回のプログラムに携わってくださった多くの人に、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

第49期訪問団員として、このご縁を大切に、オークランドと福岡の架け橋のような存在になれるよう、これからもたくさん学び、活動していきたいです。

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