福岡市立福翔高等学校は、国際交流の一環として、福岡市の姉妹都市アメリカ・アトランタにある公立の学校CSKYWLA(コレッタスコット=キング・ヤング・ウィミンズ・リーダーシップ・アカデミー、以下「CSK」)と、令和4年度からビデオメッセージによる交流をスタートさせています。令和5年10月に続き、令和7年5月にCSKの生徒が福翔高校を訪れてくれました。
ここでは、来福した高校生(留学生)とホストファミリーや福翔高校の生徒たちが交流を深める5日間(5月24日(土)から5月28日(水)まで)の様子を紹介します。
5月24日(土)、アトランタから羽田空港を経由して、およそ16時間のフライトを経て福岡空港へ到着しました!アトランタからやってきた4人は日本語が上手で、日本に興味津々。視界に入った平仮名や漢字を読みあげ、日本に到着したこと、これまで学んだ日本語を使う喜びを実感しているようでした。地下鉄の切符を自分で購入し、まずは福岡空港から博多駅まで移動しました。
5月25日(日)、この日から3泊4日のホームステイが始まります。
ホームステイ先は、福翔高校の生徒さんの家庭です。事前にメールやSNSを使って、交流していたこともあり、対面した瞬間から、お互い嬉しさと喜びを体で表現していました!
この日は、ホストファミリーが選んだ大宰府や福岡タワーなどにそれぞれ出かけ、福岡を満喫したようです。
5月26日(月)から5月28日(水)までは、福翔高等学校で体験入学!
留学生たちはホストスチューデントと同じクラスで授業を受け、クラスメイトとの交流、学食など日本の学校生活を体験しました。
アメリカでは、教科ごとに生徒が教室を移動して授業を受けます。生徒ではなく、先生が教室を移動して授業する日本とアメリカの違いに、留学生たちは驚いていました。
放課後は、英語を使った様々な活動を行うESS部(English Speaking Society)に参加しました。ESS部の生徒は、英語で自己紹介や日本のお菓子を紹介し、日英どちらの生徒も初めての体験が多かった「坊主めくり(カードゲーム)」では自然と英語での会話が弾んでいました。
5月28日(水)、福翔高校最後のプログラムはホストファミリーたちとのお別れ会です。
留学生たちはそれぞれ感謝や思い出を、日本語も交えながら伝え、ホストスチューデントたちも涙ながらに気持ちを伝えました。留学生たちはとても名残惜しそうに、たくさん写真を撮ってホストファミリーたちとお別れをしました。
短い期間でしたが、ホストファミリーたちと素敵な思い出をたくさん作ることができました。
両校の交流は、今後も続きますので、また紹介します!