福岡市とボルドー市は1982 年に姉妹都市となり、40 年以上にわたり交流を続けていますが、なかでも両市の交流の核はボルドーワインです。福岡市では、ニューヨーク、上海に続いて福岡市にできた、ボルドーワイン委員会公認のバー「オ・ボルドー・フクオカ」や、福岡市役所前で毎年開催している「福岡ボルドーワイン祭り」などを通して、福岡や九州の方々にボルドーワインを知っていただき、そして福岡・九州の食とのマリアージュの取り組みを進めているところです。
そのような取り組みが高く評価され、ヨーロッパ最大級のワイン観光イベント「ボルドーワインフェスティバル2025」において、福岡市が名誉招待都市に選ばれました。
それを記念して会場に福岡を紹介するブースを設け、福岡市の自然・屋台、西のゴールデンルートのPRを行いました。6月21日はブースで約1,000名以上の方々に、抹茶やお菓子を振舞いました。抹茶はボルドーの方々にも浸透していて、めんべいやチロリアンなどの福岡を代表するお菓子とともに、たくさんの来場者に楽しんでいただきました。

また、サイドイベントとして、ボルドー市内飲食店で福岡・九州の食品を使った特別メニューを提供する「福岡フェア」や、ボルドー在住のシェフや飲食店関係者にフランスで入手可能な食品を紹介する「福岡・九州の食セミナー」を開催しました。セミナーでは、福岡フードビジネス協議会の西会⾧から福岡・九州の食について講演いただくとともに、博多ラーメンや緑茶などの試食・試飲会を実施しました。
これらの取組みをきっかけに、フランスでも福岡、日本の食材が浸透していくことを期待しています。







