ホームステイプログラムは、将来、世界を舞台に活躍することを目指す福岡市の高校生を対象に、福岡市の姉妹都市でのホームステイ体験を提供することで、次代を担う青少年が主体的かつ積極的に国際情勢や異文化への理解を深めてグローバルな視野を持ち、国際社会で活躍できる人材へと成長することを支援する事業です。
2026年3月には、アメリカ・オークランド市に玄洋高校2年生(派遣時)の大西さんを派遣しました。大西さん作成のレポートを掲載します。
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アメリカ短期留学を通して得た学び
私は福岡市姉妹都市委員会主催のホームステイプログラムに参加し、アメリカ・Oaklandで短期留学を経験しました。現地ではホームステイをしながら、Oakland Marathonのボランティア活動や、数日間にわたるOakland High Schoolでの学校体験に参加しました。
留学前は、英語でコミュニケーションを取れるか、またアメリカの治安は大丈夫なのかという不安がありました。しかし、実際に現地で生活する中で、単語や簡単な文法でも十分に思いを伝えられることを実感しました。アメリカの治安については短期間の滞在で全てを判断することはできませんが、私が滞在していた期間中に危険な場面に遭遇することはありませんでした。現地の高校では、多くの友人ができました。今でも連絡を取り合っており、お互いの活動を報告し合ったり、英語を教えてもらったりしています。私は日本から持参したハイチュウを友達に配ったのですが、とても喜んでもらえたことが印象に残っています。また、英語の授業では、自分が持って行った単語帳を使ってクイズを出し合ったり、効果的な使い方を教えてもらったりしました。さらに、仲良くなった友人からはアメリカの若者がよく使うスラングも教えてもらい、教科書だけでは学べない“生きた英語”に触れることができました。
授業では数学・英語・経済・美術を受講しました。特に美術の授業では、日本人の先生がSan Francisco周辺のおすすめスポットを紹介してくださり、現地ならではの文化や魅力を知ることができました。また、アメリカの学校生活そのものも新鮮でした。昼食は売店で食事を受け取るシステムで、日本との違いに驚きました。リンゴが丸ごと出されたり、コーンフレークが置いてあったりと、日本ではあまり見ないスタイルが印象的でした。放課後に友達と食べたタコスは特においしく、今でも忘れられません。
滞在中には様々な場所を訪れました。
Golden Gate Bridge, University of California, Berkeley、Lake Merritt、Union Square、チャイナタウンやジャパンタウン、サンフランシスコ湾などを観光し、現地の文化や景色を楽しみました。中でも特に印象に残っているのはLake Merritt です。湖の周囲には公園や日本庭園があり、人々がピクニックや犬の散歩、ヨガなどを楽しんでいて、とても穏やかで温かい雰囲気でした。食文化も大きな思い出の一つです。
カリフォルニアで人気のIn-N-Out Burger では Double-DoubleBurger を食べました。また、Applebee's、FentonsCreamery、Peet's Coffee、アメリカ版の丸亀製麺などでも食事を楽しみました。さらに、Faction Brewing から見たサンフランシスコの夕焼けを眺めながら食べたシュウマイとコーラの味は、今でも忘れられない思い出です。
また、現地では電車の中でスマートフォンを見る人が少なく、周囲の人と会話したり景色を楽しんだりしている様子がとても印象的でした。街を歩いて挨拶をすると、多くの人が笑顔で返してくれ、その温かさに何度も励まされました。
この短期留学を通して
私は大きく成長することができました。以前は自分に自信がありませんでしたが、海外での経験を通して、世界の広さや人と交流することの楽しさを知り、「人生の豊かさはお金や学力だけで決まるものではない」と考えるようになりました。そして、物事を広い視野で捉えられるようになったと感じています。
さらに、アメリカの高校で触れたリベラルアーツ教育に興味を持ち、帰国後すぐに先生へ相談し、仲間4 人とともに「探究同好会」を立ち上げました。探究同好会では、それぞれが興味を持つ分野について論文を読んだり、自分の考えを文章にまとめたり、実際に活動を行ったりしています。今後は高校の文化祭で発表も行う予定です。
現在は、英検準一級取得を目標に勉強を続けています。昼休みには積極的にALTの先生とコミュニケーションを取り、一緒に昼食を食べながら英会話を楽しんでいます。また、放課後には英語の論文を読み、それを英語で要約したり、難しい単語を英語で説明したりする練習を行い、留学で得た英語力の維持・向上に努めています。
将来は、世界中の人々と交流しながら、自分自身の知見や視野をさらに広げていきたいと考えています。そして、世界や日本が抱える社会問題の解決に向けた活動を行う事業を、大学在学中に立ち上げたいと思っています。その実現のために、現在は大学受験に向けて、英語だけでなく他教科の勉強にも力を入れています。
最後に
今回、このような貴重な短期留学の機会を支えてくださった株式会社日本航空様・福岡日米協会様、心より感謝申し上げます。皆様のご支援があったからこそ、私は実際に海外で多くの人々と出会い、新しい価値観や文化に触れ、自分自身を大きく成長させることができました。この経験を通して得た学びや挑戦する姿勢を、今後の学校生活や将来の活動に生かしていきたいと考えています。そして、将来は私自身も社会に貢献できる人になれるよう努力を続けていきます。本当にありがとうございました。
