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ホームステイプログラム ニュージーランド・オークランド市派遣レポート

 ホームステイプログラムは、将来、世界を舞台に活躍することを目指す福岡市の高校生を対象に、福岡市の姉妹都市でのホームステイプログラム体験を提供することで、次代を担う青少年が主体的かつ積極的に国際情勢や異文化への理解を深めてグローバルな視野を持ち、国際社会で活躍できる人材へと成長することを支援する事業です。
 2026年3月には、ニュージーランド・オークランド市に上智福岡高校1年生(派遣時)の豆塚さんを派遣しました。豆塚さん作成のレポートを掲載します。

 

-テーマ-
NZホームステイプログラムを経験して

 

〔3月22日:ホームステイ初日〕

 今日はホームステイ初日です。
 私のホームステイ先は、ビーチに近く、ニュージーランドの豊かな自然を日々感じることができました。ホストファミリーはブラジルにルーツを持っており、日本とは異なるライフスタイルを間近で見られたことは、多文化への理解を深める良いきっかけとなりました。日本の文化を共有するお土産をいくつか持っていきましたがその中でも、私の曾祖母が作った、桜を刺繡したハンドメイドを渡すと喜んでくれ、部屋に飾ってくれました。自国の文化を伝える大切さや受け入れてもらえるうれしさを感じ、私もニュージーランドの文化をたくさん学んで、充実した時間を過ごしたいと思います。

 

〔3月23日:現地の学校への体験入学〕

 1時間目から6時間目まで授業を受けました。日本語の授業では、海外の生徒に日本人の先生と現地の日本人留学生で教えながら、問題を解き、日本語でのコミュニケーションを図りました。海外での、日本語教育の現場にも以前から興味があったため、現地の学校で実際に授業体験ができてよかったです。
日本の学校とは違って、自分の将来に必要なスキルを養うために、必要な授業を選択制で学んでいくスタイルなのが印象的でした。

 

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〔3月24日:ホストシスターの誕生日会〕

 

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 今日は、ホームステイ先が同じドイツから来た留学生であるホストシスターの誕生日だったので、学校から帰って誕生日会をしました。パーティーの時に食べた料理はホストシスターが作ってくれました。パーティーのテーマであったピンクと黒が家中に装飾されていてすごくかわいらしい雰囲気の中お祝いをしました。

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〔3月25日:マオリ文化を学べた日〕

 今日は、午後から小雨で、あまり天気が良くなかったです。しかし、ニュージーランドの天気の変化には多くのマオリの神話が関係しているとホストファミリーから教わりました。特に、印象的だったものは、雨は「天の父が、離ればなれになった大地の母を想って流す涙」だという話です。そう考えると、今日の小雨も少しロマンチックに感じられました。ニュージーランドで過ごす間、マオリの人たちが愛する、美しい自然をたくさん見られたらいいなと思っています。

 

〔3月26日:学校体験4日目〕

 今日は一日中大雨で、台風のように風が強い天気でした。学校に登校してみると、いつもより生徒が少なく閑散としていたのが印象的でした。学校の授業では留学生限定の「New Zealand Experience」という授業に参加しました。今回の授業は古くから伝わるマオリの言葉、日本で例えると「ことわざ」について各自で調べるというもので、内容がとても興味深いものでした。

 他国の留学生によると、普段はニュージーランドのゲームをしたり外へ遊びに行ったりすることもあるそうです。この授業はオレワカレッジにしかないと聞いたので、とてもいい経験になりました。明日は、学校体験の最終日なので楽しみたいと思います。

 

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〔3月27日:学校体験最終日〕

 今日は、学校で1年に1度開催される「International Festival」に参加しました。このイベントは、留学生が中心となって行われるもので、それぞれの国の生徒が屋台形式で自国の伝統的な料理や親しまれている料理を作り、他国の生徒に振る舞うというものです。ハンガリー出身の友達が、マカロニとお肉の入った伝統的な料理を作ってくれました。学校行事でさまざまな国の文化と触れ合える機会があるのは素敵だなと感じました。

 

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体験入学が終了した為、先生から終了証書と学校のキャラクターぬいぐるみをいただきました。ニュージーランドの国鳥「キーウィ」がモチーフだそうです。

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 放課後には、ドイツ出身と韓国出身の学校で出来た友達とビーチへ行き、たくさん話をすることができました。学校ではみんな優しく、このプログラムを通して体験入学ができて本当に良かったです。

 

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〔3月28日:充実した最終日〕

 今日はニュージーランドに丸一日いられる最終日でした。午前中はショッピングモールに行って、家族や自分用にお土産を買いました。その際、お店の店員さんと会話が弾み、とても楽しいひと時を過ごせました。店員さんが勧めてくれたカフェに行き、念願だったフィッシュアンドチップスを食べることができました。

 

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 帰りのバスを待っている際にも、現地の女性の方と話をしました。「日本の文化に興味がある」と言っていただけたので色々と紹介したところ喜んで話を聞いてくれて嬉しかったです。異国の地で自国の文化について英語で伝えそれが通じて理解してもらえた事が私自身の成長も実感し、幸せな気持ちになりました。

 夕方からは、学校でできた友達と、ビーチに花火を見に行きました。このイベントも年に一度しかないそうで、運よく見ることができて本当にラッキーでした。この日は、とても天気が良かったため星もすごくきれいにみることができました。

 

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〔3月29日:お別れの日〕

 ついに、お別れの日が来ました。お昼の便だったので、朝早くにホームステイ先を出発しました。お世話になったホストファミリーに感謝の気持ちを伝えることが出来ました。約12時間のフライトを経て、韓国に到着しましたが、福岡への便は翌朝だったため、仁川空港のターミナルホテルで1泊しました。大韓航空のスタッフの方が丁寧にサポートして下さり、1人でも安心して過ごすことができました。ニュージーランドで経験したものはどれもかけがえのないもので、充実した日々を過ごすことができました。

 

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〔ホームステイプログラムで学んだこと〕         

 このプログラムを通して学んだことは、沢山ありますが、1つ挙げるとすれば「他者を理解し、受け入れる寛容な気持ちを持つことの大切さ」です。

現代社会では、インターネットで検索すればあらゆる情報をすぐに入手することが出来ます。しかし、今回のプログラムを通じて、検索して得た情報だけを知識とするだけではなく、広い視野を持ち、体験や相手との対話から物事を知り考えることの重要性を改めて痛感しました。

 何事も最初から、拒絶するのではなく、まずは、「やってみよう」「聞いてみよう」というような能動的な姿勢こそが、真の理解への一歩となります。

そして、目の前の出来事に対して、「何故そうなるのだろう」と深く掘り下げて自分自身で考えてみるプロセスを経て得たものが知識となると思います。

このようにして、深く相手の文化や価値観を理解しようと努める姿勢が、結果として自分自身も相手に理解してもらえる関係に繋がるのだと学びました。相手の考えを理解し受け入れる寛容な心と自分の考えを相手に伝え対話するための支えになる英語力をこれからも磨き続けていきたいです。

 

〔お礼〕

 株式会社大韓航空様、福岡ニュージーランド友好協会様をはじめとする様々な方のご協力のもと、本プログラムで大変貴重な経験をさせていただきました。1人で海外へ向かい、初めは不安な気持ちがありましたが現地の方々にあたたかく迎えていただき充実した日々を送ることが出来ました。

 お礼申し上げます。本当にありがとうございました。

  2026/06/10   福岡市姉妹都市実行委員会