2024年7月27日~8月6日の期間で派遣した福岡・USオークランド青少年訪問団派遣事業について、訪問団員(6名)のレポートをご紹介します。

今回は、福岡雙葉高等学校2年生・猪狩さんのレポートです。

 

~テーマ~

姉妹都市交流会で新しい自分を見つける

 

今回私は、第49回 福岡・US オークランド青少年訪問団員として福岡市の姉妹都市であるオークランド カルフォルニアに派遣されました。

私は、福岡雙葉高等学校のグローバルリーダーコースに所属しています。日々学校で世界で起こっている問題や、現代で多文化共生を実現させるためにどのような活動をしたらいいのか等を研究しています。ガザ地区や、ロシアとウクライナの戦争など世界紛争等が私の想像を超えるほど深刻な問題になってきています。 そんな中で、文面やネットからでしか得ることの出来ない情報に自分がどれだけグローバルな視点を持ち、活動できるのかが重要になってきていると感じました。
グローバルな視点を持つために私は異文化に直接触れてみたいと強く考えていました。そんな時、このプログラムに応募しました。実際にオークランドに渡航する前に、訪問団員のメンバーと三回にわたる研修会が行われました。
研修会では、FOFAの方々を中心に、オークランドと福岡市の歴史や、自分自身の考え等を発表する機会が沢山ありました。調べたことと実際に現地で学んだことでは、学びの深さが違いました。 現地でたくさんの方のお話を聞いたり、自分の意見を伝えたりすることが、とても大事であるということも学びました。 インプットを行うだけでなく、アウトプットを行うことでさらに自分の中での視野が広がり、色々な側面から物事を考えられるようになりました。

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この写真は、一日目にサンフランシスコ空港に到着した時の写真です。初日からOFSCAの皆さんが温かく迎えて下さって本当に嬉しかったです。OFSCAやFOFAの皆さんが私たち訪問団員のためにたくさん計画を立ててくださっていた事にもとても、感謝しています。

サンフランシスコ空港に着くと、専用のバスで私たちはサンフランシスコpier39に向かいました。そこからゴールデンゲートブリッジに向かい皆で記念撮影をしました。そこで皆で初めての食事をしました。pier39で有名な、クラムチャウダーを食べました。その後は皆自由行動でお買い物や、アザラシなどを鑑賞したりとても楽しかったです。

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ゴールデンゲートブリッジに居た警察官の方とお話をして、ゴールデンゲートブリッジのステッカーをいただきました。日本から来たことを伝えると、すごく嬉しそうに (I love Japan)と言われて私も嬉しかったです。(日本人は優しいよね)と言っていただいて、そこで日本の素敵な場所だったり、文化などもお話することが出来ました。
ゴールデンゲートブリッジを訪れた後は、サンフランシスコ郊外に行き、公園などで写真を撮りました。そしていよいよオークランドの方に移動し、ホストファミリーと初対面しました。初めてホストファミリーに会った時はすごく緊張してあまり言葉を発することが出来ませんでした。ですが、とても優しく接して下さり、フライトの話や、サンフランシスコで何を食べたのか等 報告すると、徐々に心を開くことが出来、たくさんお話をすることが出来ました。
二日目はホストファミリーと一日過ごす自由な日だったので、私のホストファミリーがヨセミテ国立公園まで運転してくださって、連れて行ってくださいました。私が渡航する前に、ホストファミリーと連絡を取っていて、どこに行くか、何がしたいか等沢山質問していただいて、二日目にヨセミテに訪れることを提案して頂きました。 車で片道四時間かかるドライブだったので、すごく申し訳なく思っていていました。ですがホストファミリーが、みゆが喜んでいる姿を見られることがすごく楽しみだったよ!等すごく優しくして頂いて、私は常に感謝の気持ちを述べていました。

ヨセミテでは、皆でハイキングをしました。その時に、日本とオークランドでは生えてる木の種類が違うことや、蝉の話で盛り上がったのを未だに覚えています。
大統領選挙や日本政府の話についてもすごく盛り上がり、二日目は私のホストファミリーと更に仲良くなれた時間でした。
下の写真は、私のホストファミリーと他の訪問団員のお友達二名とそのホストファミリーと撮った写真です。二日目は天気が快晴で恵まれた日でした。

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十名でヨセミテでハイキングしたり、色んな人と会話をすることが出来てとても楽しかったです。右下の写真に写っている、友達のホストブラザーとホストシスターは現役高校生なので学校の話を中心にお話していました。その時に、日本の校則や制服などの厳しさに驚いていました。校則の意義や、生徒としても学校としても1番過ごしやすい環境作りについてホストシスターと会話することが出来ました。私はその時点でとてもカルチャーショックを抱きました。今まで校則等の意義について考えて討論する機会が多くなかったので、日本語でも自分の気持ちを言語化するのが難しい話題を英語で伝え合うのは大変でしたが楽しかったです。8月2日に、カリフォルニアのバークレー校を訪れました。       

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初めて海外の大学を訪れました。全ての建物が大きくて、バークレー校からサンフランシスコやオークランドが見渡せました。OFSCAのリンダさんがバークレー校出身だということを聞いて、そこからバークレー校について色々質問をしました。
今まで、日本の大学に進学することだけを考えていましたが、バークレー校訪問で海外の大学にすごく興味が湧いたので、今は将来海外大学進学を希望しています。
英語で何かを学んでいくことはとても大変なことだと思いますが、私にとって貴重な経験になると確信しています。

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左の写真は、オークランド副市長を訪問した時のものです。福岡の伝統工芸品や、福岡についてお話することが出来たとても有意義な時間でした。右の写真はお別れパーティーでホストファミリーと撮った写真です。この十日間、ホストファミリーのおかげで濃い時間や思い出を築きあえることができました。とても感謝の気持ちでいっぱいです。最後のディナーでは私が食べたいものを一緒に作って食べたり、お話したり、ショッピングに行きました。
たくさんの素敵な方にお会いすることが出来、今までの人生で一番濃い十日間でした。
私達訪問団員のために関わってくださった、全ての皆様に感謝のお言葉をお伝えしたいです。本当にありがとうございました。
今後はFOFAのボランティアメンバーの一員として活動に挑戦し、海外進学をする予定です。今回この研修で得られたものを一生大切にしていきたいです。
グローバルな視点をもつという目標も達成することが出来、今では自ら学校で、sdgs (食品ロスをメインとした)プロジェクトを立ち上げ活動をしています。

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