教育熱心な国として知られるニュージーランド。80%に近い大学進学率は世界トップレベル。しかし意外と大学の数が少なく、ニュージーランドにはたった8校の大学しかありません。福岡市だけでも10校以上の大学があるということを考えると、かなり少ない気がしますね。

ニュージーランドには大学のほかにも国が運営する「ポリテクニック」と呼ばれる専門学校がありますが、日本の専門学校とは違って学士・修士・博士の学位が取れる学校もあります。大学が主にアカデミックな研究をする場所なのに対して、ポリテクニックは実践的な内容を主としており、中にはワイン醸造コースやジャズ専攻科などユニークなコースもあるのだとか。

ニュージーランドで大学というと一般的には総合大学を指すことが多く、名前に「大学」ではなく「工科大学」という名前がついたオークランド工科大学も総合大学で、日本の一般的な工科大学とは違って法学部や商学部などが設置されています。

ニュージーランドの8校の大学はいずれも国立で、一部の学科を除くと学士課程が3年制となっているのが特徴です。数は少ないのですが、いずれもQS世界大学ランキングで上位3%にランクインしているほど粒ぞろい。世界各国から留学生が集まっています。

またニュージーランドは英語を共通語としているため、大学への留学だけじゃなく、語学研修先としても大人気。昨年10月8日に福岡市で行われたニュージーランド留学フェアでは、300人以上の人々が参加しニュージーランドへの留学に高い関心を見せました。

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この留学フェアには、1908年にノーベル化学賞を受賞した世界的な物理学者アーネスト・ラザフォードの出身校である「カンタベリー大学」を含め、28の教育機関が参加し、精力的にPRをしていました。ニュージーランドでは留学ビジネスが国の主力産業の一つ。Education New Zealandの報告書によるとニュージーランドの留学ビジネス規模は年間で約28億ドルにものぼります。雇用創出効果も大きいため、国も留学生の受け入れに積極的です。

ニュージーランドで留学先として一番好まれる都市はオークランド。ご存知の通り、福岡市と姉妹都市ですね。ニュージーランドに留学する人の実に6割以上、約8万人が留学先としてオークランドを選んでいます。

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留学先としてのオークランドの魅力は、なんといっても教育インフラが充実しているところ。「オークランド大学」や「オークランド工科大学」が位置するほか、「マッセ―大学」もキャンパスを有しており、他にもポリテクニックや多くの語学学校などがオークランド内にあります。また治安のよさや、いじめ問題の少なさなどから中学生や高校生の留学も少なくありません。ニュージーランドの人口の1/3が住んでいる大都会らしく交通網も整っており、豊かな自然も魅力の一つ。世界中から人が集まるのも納得ですね。