令和元年10月14日(月・祝),高校生を対象とした英語弁論大会を開催しました。

 今年6月に,G20財務大臣・中央銀行総裁会議が福岡市で開催され,世界の持続可能な成長の発展に向けた議論がなされ,国際協調の重要性を訴えた共同声明が採択されたのを受け,弁論テーマを「持続可能な社会の実現にむけた国際協調」としました。

 本選に出場した15名の高校生のみなさんは,緊張しつつも,堂々とした素晴らしいスピーチを披露してくれました。

 

 見事USオークランド賞を受賞した鶴田幸菜さんは,「What should we do to enhance our consciousness to make our world a better place? より良い世界を目指して私たちの意識を高めていくために何をすべきか」と題して,地球温暖化を防止するために,個人の責任と政府の責任について述べ,さらに持続可能な社会を作るための具体的な提案を行いました。

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 次に,USアトランタ賞を受賞した石田咲さんは,「Reducing Plastic for a Sustainable Future 持続可能な未来のために」と題して,G20会議でも議題の1つとなったプラスチックごみの問題について弁論し,他国での取り組みや日本の状況を紹介しました。

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 アトランタ賞を受賞した清水萌さんは,「沈むゆく国と私たち」と題し,地球温暖化による海面上昇の影響で世界で最初に沈む国と言われる太平洋の島国ツバルについて述べ,CO2排出量を減少させるために国連機関や企業が行う植樹キャンペーンを紹介し,私たち個人でもできる取組みについてスピーチしました。

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 最後に,ニュージーランド・オークランド賞を受賞した井上真貴さんは,「持続可能な「農」と「食」を手に入れよ!」と題して,環境に良くない農業の問題について述べ,多国間での取組みとして,国連が提唱する「世界食料デー」の紹介をしたうえで,持続可能な社会の実現にむけて自分ができることをわかりやすくスピーチしました。

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 表彰式では,主催者と協賛団体から受賞者へ賞状,楯,副賞のホームステイ体験の目録が授与され,受賞者からは笑顔があふれました。

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 惜しくも入賞を逃した出場者のスピーチも,堂々とした力強いもので,審査員,運営スタッフ一同感動させられました。
 また,入賞したみなさんには,姉妹都市でのホームステイ体験を通じて,また大きく成長していただきたいです!

 

 最後になりますが,本大会にご協賛頂いております,福岡ロータリークラブ様,福岡西ロータリークラブ様,全日本空輸株式会社様,福岡日米協会様,日本航空株式会社様,福岡ニュージーランド友好協会様,ニュージーランド航空様に改めて厚くお礼申し上げます。